2025年9月9日からウーバーイーツ配達に新しく「フラットレート」という仕組みが試験的に導入されました。
以前より「固定報酬制」が横浜や仙台で実施されていましたが、ほぼ同じ仕組みがフラットレートという名前に変わり東京・大阪・名古屋・福岡など全国9都市にて新たに実施されることになりました。
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予約時間帯になったら稼働(しなくてもOK。遅れても早く終わってもOK)
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予約時間帯中は報酬レートに基づき配達に掛かった時間で報酬が支払われる
フラットレートとはざっくりいうとこんな感じの仕組みです。
フラットレート予約枠が出ない?

「機会」の所に表示される
フラットレートの予約枠はUberアプリの「機会」の所に表示されます。
自分のアカウントにフラットレート予約枠が表示されない!という方もおられることでしょう。
考えられる理由は幾つかあります。
対象エリアではない
フラットレートの対象エリアは下記の都市となっています。
上記以外の登録都市の方にはフラットレートは出現しません。
予約枠が既にいっぱいになった
フラットレートは特定の時間になると配達アプリ内の「機会」の所に出現します。
しかし予約枠がいっぱいになると消えてしまいます。
キャンセルが出ると出現することもあるようなので、こまめにチェックしてみると良さそうです。
実際にフラットレートで稼働してみた感想
都市設定は名古屋の私。
平日木曜日のオフピーク14:00-16:58の枠で稼働してみました。
時間当たりの金額は1550円。
しばらく自宅待機していたものの、全く注文が来ません!
Uber Eatsからの情報には
「フラットレートを適用している配達パートナーは次の配達までの待機時間が短くなる傾向があります。」
って書いてあったんだけどなぁ…

これはなんだったのか…
フラットレートという制度は、ロケットナウのシフト制とは異なり、配達していない時間は全くお金になりません。
フラットレート予約したから今日は1時間〇〇円確定で安泰だ!なんて勘違いしないようにご注意ください…。
仕方がないので家を飛び出して飲食店が多い方にバイクで向かいます。
名古屋の中心部に向かうとようやく商業施設内のスタバが鳴りました!

推定〇〇分というオーダー形式
所要時間19分くらいの配達で490円の報酬。
スタバの注文をこなした後は、大須、栄と中心部を通りましたが、一向に鳴らず….。
痺れを切らして、2時間経った時フラットレートの適用を終了するという選択をしました。
フラットレートの適用を終了して、通常オンラインにもどった途端、立て続けにオファーが幾つも飛んできました!
結論をいうとフラットレートの人は注文が鳴りにくくなるということが分かりました…。
私の条件はバイクで現金OFFでしたが、現金ONの場合は少しは鳴りが改善したのかもしれません。
都市・日時によって報酬が異なる
フラットレートは都市や日時によって1時間あたりの報酬が異なるようです。
やはり高いのが東京。2000円を超えるフラットレートが提示されています。
名古屋では昼のオフピーク帯で1時間あたり1550円、夜ピークでは1時間あたり1650円のフラットレートが提示されていました。
Xで見かけた福岡のフラットレートより名古屋の方が低いのはちょっと驚きました〜。
チップやクエストも加算
「インセンティブやチップもこれまで通り全額が配達パートナーの収入となります。」
というアナウンスがウーバーイーツからはなされています。
雨クエや毎週の日跨ぎクエストがクエストが加算されるのはありがたいですね。
キャンセルも可能だが
フラットレートは以前よく耳にしたウーバーイーツの法人としての稼働やロケットナウのシフト制とは異なり、拒否やキャンセルすることも可能です。
ただし、1時間に1件まで。
1時間に2件拒否したらフラットレートの適用が自動的終了し、普通の配達に戻るようです。
規定以上の拒否によりフラットレートが早期終了したからといってアカウントに良くないことが起こるわけではないらしいので、他社でいい案件が来たら「フラットレートはやっぱやめーた」ということも可能ということですね。
フラットレートやりますか?
XなどのSNSではフラットレートについて賛否両論が飛び交っています。
その中にはフラットレートをやる人は愚かな人というようなレッテルを貼るような極端な意見も…。
とはいえ現実問題、見積もり時間より長く配達が掛かっても調整金が付きにくい現状があります。
例えば先日ダブルのロング配達が不可抗力で実際には見積もり時間よりも大幅に伸びたのに、約52分で814円にしかならなかったということがありました。
もしこれが1時間あたり1650円のフラットレートだったら1430円くらいにはなっていたと思います。
フラットレートだったら渋滞に巻き込まれても、調理待ちが発生しても、お届けしにくいタワマンでもイライラを最小限にして心穏やかに稼働できそう。
運転もよりいっそう安全運転になるのではないでしょうか。
名古屋は散々な感じでしたが、かなりの注文量がある都市部では時と場合によってはフラットレートでの稼働もありなのか??
みなさんも気が向いたらものは試しということでフラットレートにチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。
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